未来の街を描こう!!絵画コンクール

テーマ:世界に見せたい未来の街 応募締切

未来の街を描こう!!絵画コンクール

テーマ:世界に見せたい未来の街 応募締切

第17回受賞者発表

  • 第17回 未来の街を描こう!!絵画コンクール(2023)

みんなが考える地球にやさしい未来の街って?

※表示は応募当時の学年となります。

  • 団体賞

    • 大阪市立阪南小学校
    • 大阪市立玉造小学校
    • 神戸市立西郷小学校
  • 未就学児部門団体賞

    • はばたき保育園
    • アトリエぱれっと
    • 絵画造形教室 アトリエ ブルーミューズ

審査会の様子

2023年9月28日(木)大阪広域生コンクリート協同組合の会議室にて「第17回未来の街を描こう!!絵画コンクール」の審査会が行われました。

今回の応募総数は、4695点。厳正な審査の結果、各賞を決定しました。

開催日:2023年9月28日(木)
時 間:10:00~16:00
場 所:大阪広域生コンクリート協同組合

審査員

里中 満智子
マンガ家
阿部 寿文
キッズゲルニカ関西 代表
木村 貴洋
大阪広域生コンクリート協同組合 理事長
荻原 靖史
産経新聞大阪本社編集委員

表彰式の様子

2023年11月25日(土)「第17回未来の街を描こう!!絵画コンクール」の表彰式が、ブリーゼプラザ小ホールで行われました。

開催日:2023年11月25日(土)
時 間:13:00~14:30
場 所:ブリーゼプラザ小ホール

主催者を代表して、大阪広域生コンクリート協同組合 木村貴洋理事長が「今回『みんなが考える地球にやさしい未来の街って?』という大きなテーマでしたが、色々な形で表現してくれました。中には審査員がびっくりするような作品もありました。今日は皆さん楽しんでください。」とあいさつしました。
個人賞28名、団体賞6団体(未就学児部門含む)に賞が贈られ、表彰状・副賞の他、作品がプリントされたトートバックやキーホルダー、カレンダーなどが授与されました。

  • 未来の街最優秀賞講評

    くじらのスペースコロニー
    瀬尾 うえら(6年生)
    • 里中 満智子
      マンガ家
    • 作品を見た瞬間に「何が描かれているのか」がひと目で理解できて、すんなりと作品の世界に入っていけました。
      力強く立ち上がる高い高いビルの中に、いろんな生命が生きています。
      このビルは、太陽系の真ん中にそびえる命と希望のシンボルタワーなのですね。
      きっと何度も構図や色合いを考えただろう熱意が、ていねいな画面作りから伝わってきます。

  • 未就学児部門最優秀賞講評

    緑が多くて、みんなが楽しい街
    木村 航(5才)
    • 里中 満智子
      マンガ家
    • 実に力強い作品です。
      細かいところに色々工夫がしてあり、空飛ぶ魚型の乗り物や、飛び石のように島が川を横切っているのも面白い発想です。
      考えたモノをしっかり描いて、細かいところまできちんと色を塗って、途中で投げ出さずやり抜く努力が伝わってきました。

総評

里中 満智子
マンガ家

素晴らしい作品が多くて、一つ一つ見ながら「よくこんなこと思いついたなあ」とか、「こんなに細かいところまで気配りしてあってすごい」と、感心してばかりでした。
明るい未来ばかりではなく「人間のせいで地球は汚れてしまい、未来は絶望的だ」というテーマの作品もかなり見受けられ、そこに「このままじゃいけないのだ」という強い心を感じました。
その気持ちと「こうあってほしいという希望、意欲」が一緒に手を取り合って真の未来をつくるのです。
未来を作る皆さんの意欲に期待します。

阿部 寿文
キッズゲルニカ関西 代表

今年も力作揃いでした。中でも審査員それぞれが一様に足を止めた最優秀賞やゴールデン・シルバーの各賞作品は夢いっぱいです。宇宙に伸びるビルの上に鯨が乗っかっていたり、かき氷の家、海の中でイルカに抱かれた子供、木々や動物そして自然との共生など大人では描けない世界です。そしてあなたたちが十分に時間をかけて丁寧に夢を紡いでいるのがわかります。中には地球温暖化に対する警告のような絵もありました。じっとこちらを見る羽根の生えた狼の目。審査員みんなの足がそこで止まりました。それぞれの世界を表現するあなたたちの背後には、たくさんの影響を与えられた周りの世界があることがよくわかります。心は自由に、そして異なる考え方の人たちの心も想像していく力はあなたたちの中に確実に育っています。今あなたたちは良い環境にいる。そして自由な心で未来を作っていく。そんなあなたたちをみて幸せに思うのは、種をまく立場にいる大人たちです。毎年のことですが心から感謝しています。

木村 貴洋
大阪広域生コンクリート協同組合 理事長

今回受賞されました幼園児・小学生の皆さん、誠におめでとうございます。
今年の絵画コンクールのテーマは「みんなが考える地球にやさしい未来の街って?」とさせていただきました。
今年は、新型コロナウィルス感染の影響もほぼなくなり、特に制限がない形でのコンクールの開催を決定いたしました。
応募点数は昨年より500点ほど減って、4695点となりましたが、内容的には年々向上してきていると感じております。
今年のテーマは、「みんなが考える地球にやさしい未来の街って?」とした関係で、地球の環境問題に関した作品が多いのが今年の特徴となりました。また、作成に時間をたっぷりと掛けたと思われる緻密な作品も数多く見受けられました。

このコンクールは、今年で第17回目の開催となりますが、今後も社会貢献活動の一環として、児童絵画コンクールを継続してまいりたいと考えておりますので、楽しみにしておいてください。

荻原 靖史
産経新聞大阪本社編集委員

やはり出会いのインパクトだなと思います。毎年、何枚も並んだ力作を前にするとき、「おーい、見て見て」と強いアピールを感じる作品があります。岡田監督ではありませんが不思議な「アレ」を感じてしまうのです。まずは「アレ!」です。着想も色合いも描き込みも、びっくりマークの「アレ」ですね。それにもうひとつ、「アレ?」もあります。しっかり描き込まれながら意図を図りかねる作品で、そんなときは絵をひっくり返して表題を見ます。大抵はそうだったのかとなるわけですが、最後まで謎に包まれた作品もあって、私たち審査員は悩みに悩み、最後は「えいやっ!」で決めます。優れた選手も作品も予想を裏切る何かを持っています。皆さんの描いた「躍る未来」はそんな魅力が詰まっていました。

※敬称略

作品展示

受賞作品28点は、表彰式当日から12月3日(日)まで、ブリーゼブリーゼ6階に展示されました。

開催日:2023年11月25日(土)~12月3日(日)
場 所:ブリーゼブリーゼ6階

産経新聞掲載

12月2日(土)産経新聞朝刊に、受賞作品が掲載されました。