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第16回 未来の街を描こう!!絵画コンクール(2022)
みんなが友だちになれる未来の街って?
※表示は応募当時の学年となります。
団体賞
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大阪市立高倉小学校
神戸市立本山第一小学校
未就学児部門団体賞
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アトリエぴーまん
はばたき保育園
絵画造形教室アトリエブルーミューズ
審査会の様子
2022年10月6日(木)大阪広域生コンクリート協同組合の会議室にて「第16回未来の街を描こう!!絵画コンクール」の審査会が行われました。
今回の応募総数は、5181点。厳正な審査の結果、各賞を決定しました。
開催日:2022年10月6日(木)
時 間:10:00~16:00
場 所:大阪広域生コンクリート協同組合
審査員
- 里中 満智子
- マンガ家
- 阿部 寿文
- キッズゲルニカ関西 代表
- 木村 貴洋
- 大阪広域生コンクリート協同組合 理事長
- 荻原 靖史
- 産経新聞大阪本社編集委員
表彰式の様子
2022年11月20日(日)「第16回未来の街を描こう!!絵画コンクール」の表彰式が、ブリーゼプラザ小ホールで行われました。
開催日:2022年11月20日(日)
時 間:13:00~15:00
場 所:ブリーゼプラザ小ホール
主催者を代表して、大阪広域生コンクリート協同組合 木村貴洋理事長が「新型コロナウイルス禍で中止が続き、3年ぶりの開催となりました。皆さんに会えるのを楽しみにしていました。今回は応募総数5181点、応募数が多いこともさることながら、どれも素晴らしい作品ばかりで審査にたいへん苦労しました。今日の表彰式は楽しんでください。」とあいさつしました。
個人賞28名、団体賞5団体(未就学児部門含む)に賞が贈られ、表彰状・副賞の他、作品がプリントされたトートバックやキーホルダー、カレンダー、オリジナル木製ミキサー車などが授与されました。
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未来の街最優秀賞講評
- スーパーロボット メカイーグルが言葉を通訳してくれる街
- 浮舟 壱太(3年生)
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- 里中 満智子
- マンガ家
構図が素晴らしい!配色も見事です。「何を描こうか」と考えてから、きっと何度も描くものの配置や構図を考え直したと思います。工夫を凝らした画面から、努力がうかがえます。黄色のスポットライトの効果が、画面全体を引き締めています。
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未就学児部門最優秀賞講評
- かえると友達になれる街
- 新本 瑛真(5才)
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- 里中 満智子
- マンガ家
これで未就学?と驚いてしまいました。絵のうまさは天性のものでしょうが、何より感心したのは画面の隅々まで「これを描きたい‼︎」という意欲に満ち溢れていることでした。思いつきだけではここまで描けません。描き上げた努力が凄いです。
総評

- 里中 満智子
- マンガ家
頭に浮かんだイメージを絵に描くには、ただ単に手を動かすだけでは「あれ?思ったのと違う」という絵になりがちです。どんなものをどういう配置でおけば、絵の意味が伝わりやすくなるか?どんな色にすれば画面がまとまるか?など、いろいろと何度も考えをまとめ直してから描いた絵は、「思いつきだけで描いた絵」より、もっともっと強く見てる人の心に訴えます。
街づくりもそれと同じでしょう。「こんな暮らしが出来ればいいな」という思いつきを実現するには、何をどうすればいいのか?それを考えるのが大人への第一歩です。今回はその第一歩を感じる作品が多くて、とても嬉しく頼もしく感じました。みなさんは絵を描くことで知らず知らずにより良い未来を築く人として第一歩を踏み出しているのです。夢を忘れない大人になって下さい。期待しています。

- 阿部 寿文
- キッズゲルニカ関西 代表
今年はどんな絵が集まるのだろうかと心配していました。コロナや最近の世界情勢がみんなにどんな影響を与えているのだろうか?でも審査会が開かれるとそんな心配はふっとびました。特に多くの票を集めたゴールデンパレット賞の作品をはじめ、想像力と心を込めたきめ細やかな描写は、ただ技術やうまさを超えた説得力がありました。もちろんそれが技術につながっています。
あなたたちにとって未来とは?共感、共生、持続可能な未来、そして多様性を大切にする心はあなたたちの中にあるんだ!それはわたしたち大人を安心させ幸せにしてくれるあなたたちからの贈り物のように思えます。たくさんの視点から描かれたみなさんの絵は、時間と空間の広がりの中でたくさんの夢をふくらませています。伝統と未来、動物や自然との共存、やさしい羊の中で生きる街、楽しさいっぱいのフレンドツリーなど。たくさんのメッセージがありました。ありがとうございました。未来からの贈り物です。

- 木村 貴洋
- 大阪広域生コンクリート協同組合 理事長
今回受賞されました幼園児・小学生の皆さん、誠におめでとうございます。
今年の絵画コンクールのテーマは「みんなが友だちになれる未来の街って?」とさせていただきました。
今年も新型コロナウィルス感染の影響は残っておりましたが、昨年と同様にコンクールの開催を決定いたしました。応募点数は昨年より1000点ほど減って、5100点となりましたが、内容的には年々向上してきていると感じております。
今年のテーマは、「みんなが友だちになれる未来の街って?」とした関係で、人を描いた作品が多いのが今年の特徴となりました。また、作成に時間をたっぷりと掛けたと思われる緻密な作品も数多く見受けられました。
このコンクールは、今年で第16回目の開催となりますが、今後も社会貢献活動の一環として、児童絵画コンクールを継続してまいりたいと考えておりますので、楽しみにしておいてください。

- 荻原 靖史
- 産経新聞大阪本社編集委員
みんなが友だちになれる未来—。海の向こうの戦争が暗い影を落とす今ですが、皆さんの絵はどんな世界へ連れて行ってくれるのでしょう、ワクワクしながらタイトルと作品を見比べての選考会でした。仲良くなるには言葉の壁を越えること。翻訳ロボットのメカイーグルや「みんななかよしほんやくかいぎじょう」にはそんな思いが読み取れます。手をつなぎ地球を抱きしめる作品、これはストレートですね。トモダチ道路で人や動物、魚から果物、お化けまで集う街にさえぎるものはありません。天空の祭りなどエンタメ要素もいっぱい。ユニコーン宇宙船都市、安心安全の守護神ドラゴン都市、カニ型海底都市…とこれならみんな笑顔です。未来の移住先である星の都市計画も説得力がありました。弾むような色づかいと細部へのこだわりが生き生きとした作品に。どんな未来も主役は人。友だち100人が何百倍にもできる幸せな未来を楽しませてもらいました。
※敬称略
作品展示
受賞作品28点は、表彰式当日から11月27日(日)まで、ブリーゼブリーゼ6階に展示されました。
開催日:2022年11月20日(日)~11月27日(日)
場 所:ブリーゼブリーゼ6階
産経新聞掲載
11月27日(日)産経新聞朝刊に、受賞作品が掲載されました。